アルミ塗装の手順と費用を解説!自分でDIYをする方法や注意点も紹介

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アルミ塗装の手順と費用を解説!自分でDIYをする方法や注意点も紹介

アルミは軽量で耐久性が高く、住宅や車、家具などさまざまな場所に使われています。しかし、長く使用していると劣化が進み、見た目が悪くなったり錆びたりすることがあるかもしれません。そんな時は、アルミ塗装を施すことで、美観を取り戻すだけでなく錆や腐食を防ぐ効果も期待できます。

本記事では、アルミ塗装が必要となる劣化症状やアルミ塗装のメリット、DIYの方法や業者に依頼する場合との比較もご紹介します。ぜひ参考にしてください。

アルミ素材が使われている場所

アルミは軽量で加工しやすく、耐久性や耐食性に優れていることから、私たちの生活のあらゆる場面で活用されています。身近な例として、1円玉やアルミホイル、アルミ缶などがあり、日常生活に欠かせない存在といえるでしょう。 

住宅まわりでは、サッシや門扉、階段、ドアやベランダの手すりなどに多く用いられています。屋外で使用されることが多いため、紫外線や雨風といった自然環境の影響を受けやすく、劣化が進むと表面がくすんだり錆が発生したりします。

また、車やバイク、自転車のパーツをはじめ、新幹線や飛行機といった大型輸送機関にもアルミは欠かせません。アルミは軽さと強度を両立できるため、輸送機器の軽量化や燃費向上に大きく貢献しています。

アルミにはデザイン性やスタイリッシュな見た目を演出する役割もあり、家具や家電のフレームや外装などにも使用される非常に便利な素材です。

アルミの塗装が必要な劣化症状

アルミ自体は表面処理が施されており、錆びにくい素材ですが、長期間使用するうちに表面が劣化しさまざまな症状が現れます。ここからは、アルミの塗装が必要となる主な劣化症状について見ていきましょう。

表面に白い粉が付着する(チョーキング)

チョーキングとは、アルミ表面の塗膜が紫外線や雨などにさらされて劣化し、塗料の顔料が表出する現象を指します。手で触ると白い粉が付着し、見た目も悪くなるため気づきやすい劣化症状です。

チョーキングが起きている場合、すでに塗膜の防護機能が低下し防水性が低下していることが多いため、放置するとさらに劣化が進行してしまいます。劣化症状としては初期段階のため、清掃や再塗装を行うことで錆や腐食が発生するリスクを防げます。

錆びによる変色

アルミは鉄に比べて錆びにくい金属ですが、まったく錆びないわけではありません。湿気や雨風などに長時間さらされると酸化が進み、銀色のアルミに茶色や黒色の変色が発生することがあります。

特に屋外で使用されるアルミサッシやベランダの手すりなどは、日常的に紫外線や雨風にさらされているため劣化が進みやすい部分です。変色をそのまま放置すると、表面がボロボロと剥がれ落ちたり、アルミと接している部分まで劣化したりする恐れもあります。

白い斑点が見られる

湿気が多い環境や水分が付着したまま放置すると、アルミの表面に白い斑点が現れることがあります。この斑点は、酸化によって生まれた酸化アルミニウムで、まだら模様のように広がっていくのが特徴です。見た目が悪くなるだけでなく、空気中の汚れや潮風などによって、さらに腐食が進行してしまう可能性もあります。

ベランダの手すりやカーポートなど、屋外で雨や湿気に触れる部分によく見られる現象ですが、まだ塗膜が剥がれていない場合はDIYでも対処可能です。

ひび割れや傷がある

アルミは比較的柔らかい金属のため、強い衝撃や長年の使用によって表面にひび割れや傷がつくことがあります。小さな傷であっても、その部分から酸化や腐食が進行するため、放置するとダメージが広がりやすいのが特徴です。

特に住宅のアルミサッシや手すりは日常的な使用で摩耗し、細かい傷が蓄積していきます。また、アルミ塗装で研磨する際も傷がつかないように注意し、表面を平らに整えた上で塗装を施すことが、アルミを長持ちさせるポイントです。

アルミ塗装のメリット

アルミ塗装を行う大きなメリットとして、美観を回復できる点が挙げられます。アルミはドアや手すり、窓枠など住宅の外側に使われることが多く、汚れが付着したりチョーキングなどを起こしたりすると建物の美観を損ないかねません。長年使用して劣化したアルミも、塗装することで新品のような外観を取り戻せます。

また、塗装は見た目の改善だけでなく、防錆や防水にも効果的です。アルミ自体は比較的錆びにくい素材ですが、傷や劣化が進むと腐食のリスクが高まり、さらには耐久性の低下にもつながるため、定期的に塗装で保護することが大切です。

さらに、塗装によって耐候性が向上し、紫外線や雨風からアルミを長期的に守る効果も期待できます。アルミ塗装は、外観を綺麗にしながら耐久性や機能性を同時に高められる、有効なメンテナンス方法といえます。

DIYでアルミを塗装する方法

アルミ表面のツヤがなくなった場合や、変色が見られるようになった場合は、アルミの塗装を検討しましょう。まだ塗膜が剝がれていなければ、DIYでも対応可能です。ここからは、DIYでアルミを塗装する方法をご紹介します。

準備・清掃

アルミの表面に油分やホコリ、汚れが残ったまま塗装すると、塗料がうまく密着せず剥がれやムラの原因となります。アルミ塗装を行う際は、清掃を行ってから作業を始めましょう。中性洗剤や専用クリーナーを使い、表面を丁寧に洗浄します。

剥がれた塗装の上から重ね塗りすると、表面に凸凹ができ、見栄えも耐久性も悪くなってしまいます。塗装が剥がれてしまっている部分があれば、下処理の段階できれいに剥がしておきましょう。

アルミを研磨する

アルミは表面が滑らかで塗料が定着しにくいため、研磨による下地処理が不可欠です。サンドペーパーやワイヤーブラシを使い、表面を均一に削って細かい傷をつけることで、塗料の密着性が高まります。

ただし、アルミは柔らかい素材のため、力を入れすぎて深い傷をつけてしまうと塗装の仕上がりに悪影響を及ぼしかねません。目立たない場所から作業を始め、なるべく均等に細かい傷がつくよう研磨しましょう。

へこみや深い傷はパテを使って平らに補修する

アルミ表面に深い傷やへこみがある場合、そのまま塗装すると塗料が密着しにくく、仕上がりにムラが出てしまいます。へこみや深い傷がある部分には、補修用のパテを使用してあらかじめ補修しておくと安心です。

パテを塗る際は、傷やへこみの部分を研磨し、表面の汚れや油分を落としてからパテを塗布します。パテはヘラを使って均一に広げ、表面をできるだけ平らに整えるのがポイントです。

パテが完全に硬化したら、サンドペーパーで研磨して周囲と馴染ませます。段差が残ると上塗り後に目立ったり、塗装の耐久性が落ちたりするため、時間をかけて丁寧に作業を行いましょう。

下地処理

アルミ表面は、そのまま塗料を塗ってもはじかれてしまうことがあるため、アルミ用の下塗り塗料を塗布する工程が欠かせません。下塗り用の塗料には、プライマーや非鉄バインダーなどがあり、中でもスプレータイプはムラなく仕上げやすいのが特徴です。

下塗りを行う際は、マスキングテープなどで塗装しない部分を保護しておくとスムーズです。プライマーをアルミ表面に薄く均一に吹き付け、完全に乾燥させてから次の工程に進めましょう。

塗装(上塗り)

下地処理が終わったら、いよいよ塗装の工程に進みます。手軽にムラなく仕上げたい場合はスプレータイプ、しっかり塗りたい場合は水性塗料がおすすめです。

一度に厚く塗ると、垂れやムラが出やすく乾燥にも時間がかかるため、薄めに塗るのが上手に仕上げるコツです。スプレータイプも水性塗料も、2回程度の重ね塗りできれいな仕上がりになります。塗装中はホコリが付着しないよう注意し、乾燥時間をしっかり守ることで美しい塗膜に仕上がります。

コーティング剤で仕上げ

塗装をしっかり乾燥させたら、最後にコーティング剤を塗って塗膜を保護しましょう。この工程を加えることで、紫外線や雨風、汚れからアルミを守るほか、特有のツヤを出したり、錆びや変色を防いだりできます。特にベランダの手すりなど日常的に過酷な環境にさらされる部位では、コーティングが耐久性を大きく左右します。

コーティング剤には、防水タイプや防汚タイプ、耐紫外線タイプなど、さまざまな種類があるため、使用する場所や仕上がりに合わせて選びましょう。

アルミ塗装を成功させるための注意点

アルミ塗装をきれいに仕上げ、長持ちさせるにはいくつかの注意点があります。

アルミ塗装で大事なのは、下地処理や乾燥を丁寧に行うことです。アルミは表面が滑らかで塗料が密着しにくい素材のため、研磨や下地処理を省略すると、塗装後すぐに剥がれてしまう可能性もあります。焦って塗装面を触ったり組み付けたりすると塗膜が傷つき、やり直しの原因になるため、塗装後は乾燥時間をしっかり守るのがポイントです。

また、アルミ塗装は作業する日の天候や環境によって仕上がりが大きく左右されます。湿度が高い日や雨の日、極端に暑い日の作業は避け、風通しが良くホコリの少ない環境で作業するのが成功の秘訣です。

さらに、塗料やプライマーには揮発性の有害成分が含まれることがあります。作業する際はマスクやゴーグル、手袋を着用し、十分な換気を行うことにも気を付けましょう。これらの注意点を押さえることで、DIYでも美しく耐久性の高い仕上がりが実現できます。

アルミ塗装はDIYと業者依頼どちらで実施するのがおすすめ?

アルミ塗装をDIYで行う大きなメリットは、コストを抑えられる点です。塗料やプライマー、研磨材などを揃えれば、比較的コストを抑えながら作業でき、好みの色に仕上げられる自由度もあります。一方で、下地処理や塗装に失敗するとすぐに剥がれてしまったり、ムラや垂れが目立ったりするリスクも高いのが事実です。

アルミ塗装を業者に依頼する場合は、プロの技術や専用設備を活かして、均一で美しい仕上がりが期待できます。プロのアルミ塗装は耐久性にも優れており安心感がありますが、費用はDIYに比べて高額になりやすいでしょう。

DIYでアルミサッシを塗装する場合は、必要な道具をそろえれば材料費のみで済むため、おおよそ1~5万円で行えます。同じ作業を業者に依頼すると、人件費や出張費などが加算され、費用は2~10万円程度が目安です。

一部分の補修や装飾目的ならDIYで対応可能ですが、住宅の外装などは業者依頼がおすすめです。アルミは加工が難しく、作業にも専門知識を必要とするため、仕上がりや耐久性にこだわる方は専門業者に相談しましょう。

まとめ

アルミは錆びにくく丈夫な素材ですが、環境によって劣化症状が現れることがあります。チョーキングや傷、変色が見られたら、早めに塗装して対処することが大切です。DIYでも塗装は可能ですが、丁寧な下地処理や適切な塗装手順を踏む必要があるため、専門業者に依頼するのがおすすめです。アルミ塗装で美観と耐久性を取り戻し、長く快適に使用できる環境を維持しましょう。

執筆年月日:2025年10月

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